昨日のブログの続きです。
◆カトゥー族の村①
http://www.caguya.co.jp/kurashi/23426.html
ちまきづくりが終わると、今度は村を歩きながらカトゥー族の方々の日常の暮らしを見せて頂きました。
民家では、100歳を超えているというおばあさんが、魚採りで使う網をつくっている様子や、
お米などを保存しているひょうたんも見せて下さいました。
そして、村内を歩いていると、集会場で頂いたハーブティーで使われていた植物や、病気の時に飲む薬草、
集会場の屋根にも使われている植物などもあって、
本当に身近な植物が、日常の暮らしに取り入れられていることが分かります。
更に道を進むと・・・ところどころに蛇や鳥など捕まえる蔓を編んだ仕掛けが!
また、毎日山に薪をとりにいってるそうで、そちらの薪わりと薪運びも体験させてもらいましたが・・・
肉体労働だけあって男性がやるのかと思いきや、こちらは女性の仕事だというのでビックリ!
更には、生絞りのさとうきびジュースづくりの体験も。
こちらも本当にうまくできていて、木の上にのってジャンプをする反動で、木と木の間に挟まれたサトウキビがしぼられ、竹の筒を通って出てきたジュースを集めるというアイディアもの。
竹の筒で頂くそのジュースはとてもおいしくて、おかわりするほどでした。^^
そんなわけで、色々な工夫に満ちた暮らしぶりに、驚きと尊敬の連続でしたが、不便とも思えるその暮らしは、自然との繋がりがはっきりと見え実感できるものでもあり・・・
どこかイキイキと元気で幸せそう暮らすカトゥー族の方々からも、自然の恵みに感謝し節度を持って共生していくことの豊かさを教えて頂いたような気がします。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子