お盆の最中に、神社の祈祷を受けた際のことですが、
振り返ってみると宮司さんから沢山の学びと
お心遣いを頂いたのだと感じます。
お盆の最中に、私たち家族のために時間を割き、
自分を清め、衣装をまとい、場を清め、場を作り、
私たちお目的に合わせた祝詞を準備し、
祈り、清め、祓い、祝う。
一言も私たちに教えを伝えるわけではありませんが、
その実践一つ一つが物語るものがあまりにも深く、
数日たった今もまだその深さを感じつつ、
どれほど深いかはわからないほどにその味わい深さを
感じ始めています。
今回特に感じたのは、すべてが終わった際に、
宮司から頂いた一言。
「本日は誠におめでとうございました。」
という言葉です。
私の中ではご先祖様の供養を「おめでたいこと」
という心の状態で行ったことがありませんでした。
宮司がいつも「おめでたいこと」として受け取り、
発信する姿を見ていると、日本の精神性や
「予祝」ということの大切さを学んだように感じます。
ミマモリスト 眞田 海