今日は、千葉の神崎にある「むかしの田んぼ」にて、稲刈りを行いました。
こちらの地域では、先日の台風被害でずっと停電だったこともあり、「こんな大変な時に、現地の藤﨑農場の皆様にご迷惑をおかけするのでは?お呼びしたお客様にご不便をおかけするのでは?」などと、決行するかどうか含め、皆で情報を確認しながら相談し合っていたのですが、
「皆で田んぼに行き楽しい時間を過ごすことで、少しでも元気になれば」という願いから、お見舞いの気持ちで決行させてもらうことに。
昨年同様、「稲に囲まれながら、空の下でご飯を食べたい!」ということで、今年も最初に、田んぼ内に場を設営して、お昼ご飯の調理を行い、まずは、皆と一緒に田んぼの中で昼食をいただきました!^^
もともとのメニューだったかまどご飯のおむすびや豚汁、ウインナーやとうもろこしなどの焼き物に加え、
現地でもご用意下さったお芋やお漬物、更には、トマトやフルーツ、お菓子など沢山の方々の差し入れにも恵まれ、とっても豊かな食事に!
また、昼食後には仲間の誕生会も。誕生スイーツは、十五夜にちなんで、お月見団子と大福を大胆に積みあげてます!^^
そして食後はいよいよ本来の目的「稲刈り」ですが、ちょうど昨夜から電気も復旧したとのことで、手刈りだけでなくコンバインも稼働でき、ありがたいことに、無事に今年も全て収穫することができました。
最初は「元気づけになれば」と参加させてもらいましたが、皆さんとのかけがえのない楽しい時間に、こちらもありがたく幸せな気持ちに包まれ、かえって元気を頂きました。
自然災害などは、自然の厳しさを痛感しますし、ある種の人間の無力さなども感じますが、見方を変えてみると、協力やおもいやりなど、人が持つ本来の強さや魅力を教えてくれているようでもあります。
カグヤで取り組ませて頂いている田んぼを「むかしの田んぼ」と名付けてますが、まさに、本来むかしの人が大事にしてきたであろう生き方に触れた気がし、おかげさまでお米と共に大きな収穫になりました。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子