カグヤで働く前は、食品の原材料はあまり気にしていませんでした。
「お菓子が主食」と豪語するほどでしたし、そもそも食に対してそれほど興味関心を持っていませんでした。
でもカグヤで働くにつれ「食」の大切さを感じるようになり、徐々に食品表示の原材料を気にするようになりました。
そのうち、国内産原料とか化学調味料無添加と表示されているものを選ぶようになり、今ではパンやジャム、ちょっとしたおやつまで手作りするようになりました。
そして気づく、世の中の食べ物の添加物の多さ・・・。
実際に自分で作ってみると必要な材料が分かってきます。
例えばパンは、小麦粉、イースト、砂糖、塩、水これだけで作れます。
リッチな味わいにするにしてもせいぜい卵、牛乳、バターを足すくらい。
ところが市販のパンはバターではなくマーガリンだったり、ショートニングや乳化剤、酢酸Naなど明らかに不必要なものもが入っていたりします。
ジャムだって果物とはちみつを煮込んで酸化防止にレモン汁を入れればいいだけなのですが、市販のものにはゲル化剤なるものが入っています。
このゲル化剤はペクチンのことで、リンゴジュースを製造する際に出る絞り粕や柑橘類の皮などから抽出される天然の食品添加物。
ただ問題は、その原料が収穫されるまでの過程で農薬が使われているということ。
例え天然の食品添加物でも、使用農薬に規制の緩い外国産の果物を使用していれば決して安全とは言えません。
そう考えると、やはり自分で作るときに使わないものは入っていない方が自然なのだと思います。
「カラダにいいもの」=「身体が喜ぶもの」
心と身体の健康を第一に、今後も手作りを心掛けていきたいと思います。
ミッションパート
佐藤真樹