東京都あきる野市で行われる、あきる野三大祭りの一つ阿伎留例大祭へ行ってきました。※あきる野三大祭り:二宮神社のしょうが祭り、正一位岩走神社祭礼、阿伎留神社例大祭 五日市まつり
阿伎留例大祭は、全国でも珍しい百貫を超える六角神輿が五町内の檜原街道沿いを練り歩くお祭りで、毎年9月28、29、30日に、下町、仲町、上町、栄町、東町の五町内から担ぎ手が出るそうです。
大神輿に続き、五日市中学校の生徒が担ぐ中神輿、町内子ども神輿、氏子五町内の囃子が祭を盛りあげるそうで、活気にあふれていました。
私のお祭りの記憶と言えば、出店に買い物に行き、音頭を聞いて祭りを楽しむこと。そして、何より祭りは7月、8月に行うものというイメージが強かったのですが、9月の下旬に行われるということに驚きがありました。
ただ先日、千葉県神崎市にある藤﨑農場さんの一画をお借りしている カグヤの田んぼでも、稲刈りを行い収穫祭を行いました。(詳しくはこちらから)
何で9月にお祭り?というよりも、無事に収穫できたことへの感謝祭がこの9月に繋がっているのではないかと、そんなことを感じました。
そして、祭りに一緒に行った彼女は地元ということもあり、小中学生までは神輿を担いでいたと言います。友達の中にはお囃子として祭りに参加する友人もいたらしく、町内ごとの法被に身に纏い、祭り好きな友人たちは地元に残っていると言っていました。
また中学生が法被を着る時は、3年生は白い法被を着ていいけれど、1・2年生が白の法被を着ていると生意気だとみられるという、地元ならではの話も聞きました。
私が生まれ育った街に神輿を担いだり、お囃子を行うような環境はなく、年に一度の祭りに向けて世代の違う子どもや大人が一緒になって お囃子の練習をしたり、異年齢の交流があるこの街を羨ましく感じます。
子ども神輿を担ぐ子どもたちも、大きくなったら大人神輿を担ぐんだと思ったり、お囃子をするのだ!と思う子が出てくると思うと、活気にあふれる祭りの雰囲気がそうさせるのだと感じますし、何よりも楽しい体験が来年もまた参加したいと思えるのだと感じました。
ミマモルジュ
奥山 卓矢