かつお節削り器が届きました。
明治初期の東京鉋を最後まで使えるようにと、
かんな台とかつお節削りを作ってくださいました。
早速削ってみると、さすがは玉鋼。
驚くほどに薄く、そして柔らかなかつお節が削れました。
まだまだ使いこなすには練習が必要ですが、
子どもたちも既に、とっても嬉しそう。
「明日から朝ご飯はかつお節ご飯にしよう!」
なんて嬉しい声も。
「美味しい」と感じる体験は手間暇をかける意味を生んだり、
大事な文化が伝承されるきっかけとなったりするんですね。
文化を暮らしの中で伝承する豊かさを、しっかりと味わっていきたいと思います。
ミマモリスト 眞田 海