先週の台風被害が心配だった実家の畑ですが、今日、実際に畑に行ってみると、コスモスが倒れてはいたものの
大きな被害がなくひと安心。^^
そんな実家の畑ですが、隣の畑との境にもなる通りには、大きな木があったので、
先日父が「この木は通るのに邪魔になるから切った方がいいのでは?」と、その土地の所有者に話してみたところ・・・
今の畑がある一帯の土地は、その昔、桑畑で沢山の桑の木があったそうで、その方のおじいさまから「思い出に1本は残しておいて」と言われて残していた桑の木だったことが判明したとか。
私自身、これまでそこに桑の木があったことを意識したこともなければ、この辺一帯が桑畑だったことや、地元の厚木が養蚕が盛んな地だったとも知らずにビックリ!
そして、この1本の桑の木が残されていなければ、これからも知ることはなかったかもしれないと思うと、それはそれで不思議な繋がりを感じます。
厚木は、私が幼稚園から社会人になるまで住んでいた地で、今回思いがけず、そんな故郷の歴史に触れる機会にもなったわけですが、
やっぱり、物事には何か理由があったり、背景があったりするものですから、自分の価値観や思い込みだったり、今目の前に見える事象だけで判断せず「きっと何かあるのでは」と、聴いてみることを大事にしたいものです。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子