先日、あるクルーが「楽健寺酵母」の生みの親である山内宥厳さんのパン工房に行き、そちらで頂いてきた酵母をおすそ分けしてくれました!
◆楽健寺パン工房
http://www.caguya.co.jp/wp2/wp-content/uploads/2019/10/a6fcad11a0640dd2a544b633cb5936f1.pdf
我が家の酵母と比べてみると、色が白くネットリしたかんじ。
そんな貴重な酵母ということもあり、こちらを酵母増しのスターターに加え、せっかくなので酵母のエサ(材料)もこだわりのものを。^^
ブクブクシュワシュワ、元気に発酵しました!^^
こんな風に、こちらの楽健寺酵母は、スターターの酵母の力で発酵が進み、パン作りにつかえるパン種になるのですが、発酵段階で育つのは、スターターの酵母だけではなく、酵母のエサになっている、りんご、長芋、ニンジン、ごはんなどについている酵母や空気中の酵母も一緒に育つといいます。
そんな風に、パン種には色々な酵母が仲良く暮らしているわけで、純粋培養された発酵力の強い菌だけのかたまりである市販のドライイーストとの大きな違いはここにあるとか。
それこそ、私たちがお借りしている「むかしの田んぼ」の藤﨑農場様でも、「お米だけが元気に育つ」というよりは、お米を取り巻く様々な生き物が仲良く元気に暮らし「豊かな生態系があるからその中のお米も元気に育つ」というのが印象的ですが、
先日「調和」について発信させて頂きましたとおり・・・
◆調和
http://www.caguya.co.jp/kurashi/24680.html
こんな酵母やお米には、共通して調和した自然の豊かさが感じられ、それは同時に子どもたちに残していきたい社会の現れだと改めて感じるものがありました。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子