こんにちは、奥山です。
12月に入り、だんだんと寒くなってきましたね。
毎月、宮前さんに室礼インタビューをさせてもらっていますが、インタビューを通して「運盛り」という言葉を教えて頂きました。
冬至に「ん」のつくものを食べると「運」が呼びこめると言われているそうで、にんじん、だいこん、れんこん、うどん、ぎんなん、きんかん等「ん」のつくものを運盛りといい、縁起を担ぐのだそうです。
これらを冬至に食すと、これからの一年を無病息災で過ごせると言われているそうで、「ん」のつく野菜を主として、重ね煮鍋で煮ていきました。
かぼちゃは漢字で南瓜と書き(なんきん)と読むそうで、重ね煮で煮た野菜は、鰹だしの味噌煮込みうどんにして頂きました。うどんも最後が「ん」がつき縁起を担いでいます。
そして、宮前さんからは畑で採れた自家製ゆずを頂き、その一部はゆず湯に、そして残りはゆず蜜レモンにしました。冬至の話をしていたらゆずをお裾分けしてもらい、それだけで十分心が温かくなりましたが、季節の物を頂くと体も喜んでいる感じがあります。
寒いのは苦手ですが、この時期ならではの暮らしの楽しみ、運を盛っていけるような働きを大事にしていきたいと思います。
ミマモルジュ
奥山 卓矢