クルーのお父さんが、「内藤新宿とうがらし」を作ったそうで、
今日はそれのおすそ分けを頂きました。
「内藤新宿とうがらし」は江戸時代の宿場町、
内藤新宿(現在の新宿御苑あたり)
で育てられた野菜のひとつ。
当時、蕎麦が流行していた江戸では、
薬味として瞬く間に人気となり、
新宿近郊の農家がこぞって栽培をしていました。
内藤とうがらしは地域ブランドとして確立されていましたが、
やがて新宿宿場の繁栄の中で、畑がなくなり、
新宿から唐辛子の栽培がなくなりました。
それから約400年経ち、2010年に内藤とうがらしプロジェクトが発足。
長い眠りから目覚め内藤とうがらしは現代に復活しました!
現在では、伝統の江戸東京野菜に認定され、
歴史ある新宿の名物として再び脚光を浴びています
https://naito-togarashi.tokyo/about/
固定種とは、本来の自然そのものの姿そのまま。
そしてその地域の風土に根差したものです。
そんな貴重なものを頂けたので、
早速、内藤新宿とうがらしと余っていた柚子を使って
柚子胡椒を作ってみることに。
内藤新宿とうがらしは、鷹の爪と比べて辛くないとのこと。
香りや風味が欲しい柚子胡椒にはばっちり!
出来上がりがとっても楽しみです。
働きながらも、こうやって暮らしを豊かにしてくれる
クルーの素敵な「おすそわけ」は仲間の心と体のゆとりと調和を
優しく易しく育んでくれています。
ミマモリスト 眞田 海