昨日に続き、たくあんづくりについてです。
◆たくあんづくり1
http://www.caguya.co.jp/kurashi/25922.html
大根が曲がるまで干したら、いよいよ樽に漬ける頃ということで・・・まずは「混ぜぬか」づくりです。
米ぬかに、塩、ざらめ、クチナシの実を加え
更に、昆布、鷹の爪、ゆずの皮、柿の皮を細かく切って、
全部一緒にして混ぜていきます。これで混ぜぬかの出来上がり!
ちなみに・・・果物の皮は甘みを加え、クチナシの実は自然な色をつけるそうです。
そんな混ぜぬかづくりをしながら、要するにたくあんとは「干し大根のぬか漬け」だということが分かり、まさに日本が誇る発酵食品だと今更気付きました。^^;
よくよく考えると、子どもの頃からごはんのそばにはいつもたくあんがあったりするように、日本の伝統食品であるにも関わらず、恥ずかしながらそれがどうつくられているのかを知らずに過ごしていましたが・・・
自分でやってみると、頭で覚える知識というよりも、自然と自分の中に入って理解しやすく、改めて体験の大切さを感じます。
たくあんに限らずですが、日本が誇る伝統食品など未来へと繋いでいくためにも、自分も勿論ですが子どもたちにとっても、もっと暮らしを通して体験できる場を考えていきたいものです。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子