昨日、お客様からの頂き物の牡蠣をおすそ分けに頂いたので、今日の晩ご飯でお鍋の中に入れて頂こうと思い、牡蠣の殻を開けたところ・・・中には小さな蟹が!
このような小さな蟹は、アサリなどを食べる時に見かけることもありますが、牡蠣の中に入っているのを見たのは初めてのこと。
なんだか「アタリ」のようなお得感があり、一緒に鍋に入れさせてもらいました!
「まさに食物連鎖」と思っていたのですが、後ほど調べてみたところ、こちらの蟹は「ピンノ」と呼ばれる寄生蟹で、牡蠣に食べられていたわけではなく、2枚貝の中に入ってその貝と一生を共にするとか?! もはや寄生というよりも、共生というかんじですね。
まだこのピンノの生活はあまり研究されてないようですが、きっと分け合いながら、助け合って生きているからこそ、貝も共に暮らしているように思います。
自然界は、お互いに助け合いながら共生している生き物たちが沢山いますが、私たちも自然に共生する生き物たちのように、お互いを排除するのではなくて分け合って助け合って生きていけるといいなと、こんな時だからこそなおさら感じています。
かぐやかコーディネータ
宮前 奈々子