昨日「聴福庵」にお客様がお見えになったこともあり、その前日から2日間にかけ念入りに掃除や室礼などさせてもらいました。
いつものとおり「お客様に心地よさを」というおもてなしの気持ちで掃除をしていたわけですが、ちょうど先日、こちらでしばらく暮らしながら働くことを決めたこともあってか、いつのまにか「ここに住まわせてくれてありがとね。これからもお世話になります。よろしくね。」という気持ちで掃除をしている自分に気付き、なんだか新鮮な感覚をおぼえました。
前に、掃除も「報徳」の見方になると変わってくる・・・というお話を聴いたことがありますが、
◆徳に報いる
http://www.caguya.co.jp/manabi/26229.html
図らずもそれに近い感覚だったのかもしれません。
ただ、来客当日の昨日は「掃除が間に合わないかもー!!」などと、てんやわんやで残念ながら「報徳」の感覚とは程遠く・・・今思えば、同じ掃除でも面白いくらい全然違っていたことに気付きます。^^;
今年の一文字は「徳」でもありますから、
◆今年の一文字 ~2020年~
http://www.caguya.co.jp/kokoro/26751.html
掃除に限らず、色々と作業的に取り組んでいるものを見直して、今回のいいかんじだった感覚を思い出しながら、感謝からお返ししていくような行い、働きを大事に心がけてみたいと思います。^^
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子