我が家では、お風呂掃除は家族4人のローテーションで協力して行っていますが、
その他の家事をお願いすると子どもたちにやんわり遠慮されてしまうことが多く、どうしたものかと困っていました。
特に最近は休校と自宅勤務により全員が自宅で3食食べるので、食器洗いの量が増えており、「自分の分だけでも洗っておいてね!」と伝えるものの、聞いているのかいないのか…食器は残ったままです。
口で伝えてダメならと、試しに洗い場に【食べたら洗う】と標語を掲げてみました。
すると、子どもたちがすんなり食器を洗ってくれたのです。
「こんなことで洗ってくれるんだ!」と感動して主人に伝えようと台所に行くと・・・なぜか標語が消えています!
(剥がしてなかったことにしたな・・・!)と犯人の目星はすぐにつき、娘の証言をとると、「そんなことするのアイツ(息子)しかいないでしょ」とのこと。やはり。。
本人に聞いてみるも、「知らないよ~」の一点張りなため、家事が増えて困っていることや、母がどんな気持ちで標語を貼ったのかを語りますが、お得意の聞いているのかいないのか分からない感じは変わりません。
「ダメだこりゃ」と台所に戻ると・・・
標語が元通りに・・・!!
そして何か言いたそうにニヤニヤする娘。
どうやら、私と息子があーでもないこーでもないとやっているうちに復元してくれたようです。
最近は外出ができず家にいる中で、子どもが言うことを聞かないとか、家事が増えるとか色々とありますが、娘のちょっとした遊び心のおかげで心を少し緩めることができました。
自分の字で書き直したこともあってか、娘は食事が終わるとすぐに食器を洗ってくれますし、息子もたまーに(笑)洗ってくれるようになりました!
こんな風に少しづつ主体性を持って手伝いをしてくれたり、自分も一家の一員なのだと意識して行動することが増えると嬉しいものです。
私自身も、子どもたちが積極的に家事を手伝ってくれる環境設定をもっと考え、工夫していかなければと感じます。
ちなみに・・・行方不明になっていた私が書いた標語は、クローゼットの扉の裏から発見されました(笑)
息子のかすかな抵抗だったようです。
美化コーディネーター
眞田 由莉