こちら飯塚ではここ数日、雨の日が続いています。
また、雨に伴い風も強いのですが、今は古民家「聴福庵」で暮らしているため、窓が揺れる音がガタガタとして、夜も何度も目が覚める程です。
夜は特に音が響くので、こわかったりもするのですが、そうやって自然を怖れる感覚というのは、ある意味健全なのかもと思うものが。
そしてよくよく考えてみると、今回のコロナウイルスもそうですが、何か災害が起きた時に自然への畏怖というのも強烈に感じたりしてますが、日頃のマンション暮らしの時には、風の音でいっても、台風クラスの時などに気になっている程度だったりして、日々の便利な生活の中でそのような感覚は忘れがちです。
その点、古民家での暮らしはいい意味でも悪い意味でも自然を感じやすいため、日頃からそういう畏怖の念、畏敬の念というものを忘れにくい環境にもなっている気がします。
そういう意味では、こちらでの暮らしから、自然に対しては勿論ですが、そうした先人たちが残してくれたものに対しても圧倒的なすごさを改めて実感させてもらっています。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子