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毎日更新。カグヤの日々の取り組みをご紹介。

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塩麴のおやつ・その1

塩麹クラッカーを作ろうと、塩麹仕込んで2週間。

ようやく塩麹も完成し、煮物に炒め物、サラダと毎日大活躍です。

 

そもそも発端となった塩麴のおやつ。

第一弾は予定していた塩麴クラッカーではなく、塩麴羊羹になりました。

ふと災害用の備蓄品を整理していたら、消費期限ギリギリの粒あんの缶詰を見つけたので、寒天で羊羹にでもしようかと思い立ち作ってみました。

少しの塩味が甘さを引き立てるとよく言いますし、お土産にいただく塩羊羹も美味しいですし、ここは塩麴をフルに活かして塩麴羊羹!(異常なハイテンション♪)

 

【材料】

水 300ml

粒あん 適当

粉寒天 2g

塩麴 適当

※粒あんは少ないとさらっと水羊羹っぽく、多いほどずっしりとした食感になります。

 

【作り方】

1.鍋で水を沸騰させたら弱火にし、粒あんと塩麴を入れて混ぜます。

※沸騰させてしまうと小豆から灰汁が出て苦みが残ってしまうので要注意です。

2.火を止め、鍋をかき混ぜながら粉寒天を少量ずつ溶かします。

※寒天がまとまった状態で入れてしまうとダマになります。表面に振りかけるくらいの少量を回し入れながら溶かすのがコツです。

3.耐熱容器に入れ、粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やして出来上がりです。

※小豆とあんは水より重いので底に沈みます。固まり始めるまでかき混ぜると小豆を全体に散らせます。

所要時間15分の簡単おやつです。

 

でもその材料となる塩麴は2週間という長い期間、毎日欠かさずかき混ぜ、発酵しすぎないように、でも安定して発酵するようにとずっと見守り続け完成しました。

 

古くから日本の味として食を支えていたこの塩麹も、ぬか床も、料理や漬物として食べるまでには時間と手間がかかります。

でもその手間と時間が、味に深みとコクを増してくれるとも言えます。

これは些細なことですが、とても大切なことだと思います。

何事も楽をするのは容易にできますが、小さな手間も惜しむことなくその時間すらも存分に味わって、自分の人生に深みを増していこうと思います。

 

ミッションパート

佐藤真樹