先日、4か月ぶりに実家の畑に行ってみると、もう小麦が実りの時期を迎えていました!
昨年は鳥被害でわずかな収穫となった小麦ですが・・・
◆小麦の収穫 ~2019年~
http://www.caguya.co.jp/kurashi/21771.html
今年も鳥に食べられつつも、昨年に比べればまだまだ大丈夫な様子。
そして、よくよく七十二候を見てみると、ちょうど5月31日から昨日まで「麦秋至(むぎのときいたる)」でピッタリだったので、ある意味驚き!(ちなみに本日から「蟷螂生(かまきりしょうず)」です。^^)
麦は秋から冬に種まきを行い、1ヶ月ほど後に発芽した苗を足で踏みつける日本独特の農法「麦踏み」を行いますが、これは霜で根が浮いてしまったのを踏み固めて押さえるという意味と、茎を傷つけることで麦が持つ茎を太くしようとする反応を引き出す意味があり、踏まれる程強くなる逞しい麦からは、なんだか元気をもらいます。
そして、人間も踏まれるほど強くなるもので、負荷はきっと大きく成長させてくれますし、しゃがむことがなければ跳躍はできず・・・
美しい黄金色の麦は、私たち人間が目指すべき姿を見せてくれているような気もします。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子