昨日は聴福庵の庭の扉の修理をしたり、
犬矢来(いぬやらい)や生垣に柿渋を塗りました。
柿渋はまだ熟していない青い渋柿を圧搾した果実の汁を数年間、発酵させた赤茶褐色の液体で、タンニンと呼ばれる水溶性化合物を多く含みますが、
これが材料に接触すると反応して難溶性の物質を形成するため、防腐材の効果が生まれ、それと同時に防虫効果もあるので、昔から天然素材の耐水性塗料として使用されてきた優れもの!
ちょうど昨年の今頃も柿渋塗りをしたことを思い出しますが・・・
◆柿渋
http://www.caguya.co.jp/kurashi/22442.html
こうしてお手入れを繰り返すことで、より長く安心して使い続け、味わいもでてきて、更に愛着がわいてくる・・・ということを実感させてもらっています。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子