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毎日更新。カグヤの日々の取り組みをご紹介。

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働き方改革で大切なこと

各企業のオフィスに今、「働き方改革」という言葉と併せて
変化が起き始めています。

 

「蛍光灯のいつも同じ光の中で一日中仕事をする」
「総合空調の中で、一日中仕事をする」
「作業をするか、打ち合わせをするか、昼食をとるかの働き方がほとんど」
「掃除は業者へ、昼食は飲食店かコンビニで」

 

生産性を追求する中で、「効率性」を優先していった結果、
「マインドフルネス」な状態、いわゆる健康的で協奏的で創造的で生産的な働き方を追求することが
出来る職場ではなくなってしまっているのが課題といいます。

 

そして今、テレワークの導入もコロナ禍で進む中、
社員同士のコミュニケーションが減少し、同じ場で助け合ったり
共体験による心の充実も減少し、自宅で働く中での「メンタルヘルス」が低下する
現象が起きています。

 

企業に置いて、「働く場」というのは時代的にも
大きな課題であることが分かります。

 

働く場が「自宅」であろうと「会社」であろうと、
「マインドフルネス」な自分自身の状態(健康的で協奏的で創造的で生産的な状態)を
作れる環境が職場となる場所にあるだろうか。

 

という問いに今、私たち直面しているのだと思います。

 

そして自宅にしても会社にしても、
どちらでも大切なのは「働く=労働」の為だけの場所にしないこと。

 

効率性を優先すればするほどに生産性が下がり、
そしてまた、鬱やストレス障害などが増えていき、幸福度まで下がるのだから、
私たちの今の社会に、そしてこれからの子どもたちに残していきたい生き方・働き方は
何なのだろうかという事になるかと思います。

 

時間をお金で買い、作業に没頭するために、効率性を優先するために
捨ててきたものは何だろうかという事です。

 

それは言い換えれば「暮らし」という言葉であると私たちは考えます。

 

「暮らすように働き、働くように暮らす」

 

仕事だけを大事にするのではなく、仕事も暮らしも本来は一つのモノ。

 

そして、その「暮らし」の中には「マインドフルネス」になるための環境が
沢山あることに気づきます。

 

それが、先人が暮らしの中に籠めた「智慧」なのだと感じます。
これらの智慧は、マインドフルネスな状態で働けるという事だけではなく、
体験して学んだものをそれこそ私生活そのもの、「暮らし」そのものに還元できることも
豊かなことだと感じます。

 

それらの数々の環境や取り組みをカグヤでは「暮らしフルネス」と名付けました。

 

 

 

あまたの選択肢の中から、自らの興味関心と今の自分の成長課題にあった取り組みを
自らで選択し、取り組んでいきながら深めていく。

 

時には選択をしない、やらないという選択肢を大切にして、明日への自分を整えたり。

 

子どもたちに残していきたい未来や生き方・働き方は、
子どもたちのように、自らが主体的で自ら選択して遊び学び、成長し続けていく姿そのものです。

 

 

 

ミマモリスト 眞田 海