昨日の続きとなりますが、自分の家との関係性作り、居場所づくりという事で、
自宅のクローゼットに棚を作ってみることにしました。
昨日買ってきたもの、借りてきたものを使って早速作業に取り掛かるものの、、
いざ、ドリルでコンクリートの壁に下穴をあけようとすると、ドキドキ。。。
使い慣れない機械を手にもって穴をあけてみると、、、なんとか開いた!!
よかったー!と思ったのもつかの間。。。2つ目の穴に取り掛かるといくらやっても開きません。
それだけでなく、なんとドリルに取り付けた刃先が摩擦で壊れてしまいました。
お店に電話して聴いてみると、どうやら同じコンクリートという名前でも、コンクリートの硬さや強度はコンクリートの材料や工程によって随分と差があるとのこと。我が家の場合、プロ向けの高価な機械と高価な刃を使わないと難しいかもしれないとのこと。。。
結局、壁にあいた3.4mmの穴は埋めて補修することに。
いきなりの挫折にショックが、、、でも、今回はあの出会いがあったのだから、、、あきらめませーん!
という事で、クローゼットの側面のコンクリート壁は諦め、正面の石膏ボードだけを使って棚を作るように、設計図を練り直してみることに。。。
もう棚板もカットしてしまっているので、それを無駄にしないで済むような組み合わせや、側面の壁を使わずに棚を支えられる方法を考えてみると、いくつか見えてきました。
なんだかパズルが解けたような、難問を解いたような快感!(笑)
という事で、必要な部品(ネジや木と木をつなぐ金具)を買ってきて、
下準備を済ませると、家族総出で手伝ってくれました。
出来上がってくると、なんとも言えない喜びがこみ上げてきます。
最初はこんながらんとしていたクローゼットが
途中経過でこんな風に!
そして、最後にはL字の棚にするために棚板を接合して
そして完成です。
子どもたちも、
「人間、諦めなければ出来るっていうけど、諦めないのも才能だね、凄いよこれは!パパ!」
家族みんなで手を掛けたからこそのこの感情のように思います。
挑戦してみてよかった。なんだかとっても苦手な分野だったのだけれど、自分の中での苦手が随分取れて、世界の見え方が変わったのが分かります。
こうやって、失敗も成功も繰り返しながら、自分たちの居場所を磨いていくこと。
それが、「住む」という事であり、子どもたちに残していきたい未来であり、「暮らし」なのだという事。その「暮らし」の豊かさを知ることが出来たのは、先日の建築家の方のお陰です。
素敵な出会いに、感謝。
ミマモリスト 眞田 海