最近、関東では40度近い猛暑日を記録するところもありますが、体温よりも高い温度が続くとやっぱり熱中症の方が増えてこわいですね。
そんな熱中症についてですが、実は熱中症で病院に運ばれる人は、昼と夜中で同じくらいだとか。
昼間に外で作業して熱中症になるというのはなんとなく分かるものですが、夜に熱中症というのは、あまりイメージがありません。
東京近辺では、夜になると昼間の太陽の熱が建物にこもって、そのことから全然室内の温度が下がらず、窓を開けてもビル全体が熱くなっているので、外気温も朝方まで高いままのため、夜にクーラーをつけないで寝てしまうと、体温がどんどんあがって熱中症になりやすいそうです。
田舎に行けば朝になるにつれどんどん気温が下がっていきますから、空調などはそんなに必要ないものですが、都会で同じことをすると大変危険な状態になりそうなので、違和感はありつつも東京生活では空調をずっとつけっぱなしで対応し、熱中症を防ぐしかないような気がしています。
住んでいる環境で対策も変わってきますから、しっかりと熱中症対策をたてて元気に過ごしつつ、都会の生活を見ながら、何が自然で不自然かということを学びなおしていきたいと思います。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子