私たちなりのお盆

今年は「いつもと違う夏休み」「いつもと違うお盆」を過ごしている方が多いと思いますが、我が家もまさにその通りで、私は生まれて初めて実家以外で過ごすお盆休みになりそうです。
 
そうなると、お盆のお飾りやお供えなど、今まで実家の父や母が用意してくれていたものは私や主人が用意することになります。
 
幸い実家では、きゅうりとなすの精霊馬を作るのは子どもの役目で、小さい頃から何度も作ってきたので自信を持って子どもにも教えられますが、お供えの仕方は実家と親戚の家でも違い、正しい意味については正直あまり考えたことがありませんでした。
 
調べてみると、そもそも「お盆」といわれる時期も地域によって違いますし、お供えの仕方もそれぞれで、正解はないようです。
 
大事なのはご先祖様を敬う気持ち。
予想外に帰省せず自宅で過ごすことになったことで、文化を引き継ぎながらも自宅で私たちなりに祖先をお祀りすることができたら、と思っています。
 
また、今は東京に住んでいて迎え火や送り火をする家庭はほぼ見かけませんが、自分がそうであったように子どもたちにもしっかり伝承していきたいと思います。
 
 

 
 
美化コーディネーター
眞田 由莉