料理は嫌いな方ではありませんが、
美味しい食材を集めて美味しい料理を作るというよりは、、、
自分で釣ったり、頂いたり、旬で安かったり、店員さんとの相談の中でなど、
ご縁のある食材を使って、「このご縁で集まった素材は何の料理が出来るんだろう」という風に「料理名」が先にあるのではなく、「食材との出会い」が先にある料理が好きなように思います。
なので、味が一流かどうかより、そこにご縁やつながりといった味わいがあることに
喜びを感じているのだと感じます。
また、作り方も一人で手早く作るよりは、子どもたちや妻や友人と一緒におしゃべりしながら、呑みながら作る方が好きなのは、「料理」が好きなのではなく「料理」を通じて人と楽しむことが好きなのかもしれません。
料理屋さんは「料理」を提供するところですが、普段の「暮らし」は「料理」を通じて人と親しみ、楽しむ要素が強い様に感じます。
「暮らし」の中に「料理屋さん」のような「料理」を追求し続けると
なんだか居心地が悪くなるかもしれません。
「料理」の達人よりも「暮らし」の達人を。
「味」よりも「味わい」を。
その為にどんなことが必要なのかを、見つめて行きたいと思います。
ミマモリスト 眞田 海