今日はある研修会に参加させて頂きましたが、
参加に伴い、主催する方々への差し入れとして、朝から羽釜でご飯を炊き本枯れのかつおを削って、おかかおむすびを作って持っていきました。
振り返れば、もともとカグヤでは、お客様のところへ訪問する際には、玄米クッキーなど手づくりのものをよくつくって持っていっていました。
それは、お金で買えるものをパッと便利に買って持っていくよりも、手間暇をかけて用意したものの中におもてなしの心が入りやすいと思っていたからでもあります。
実際に玄米クッキーは、沢山のお客様から「またあのクッキーを食べたい」と何度も言われるなど、喜んで頂けました。
普通にお土産屋さんで売っているものを持っていくよりも、いつでも心に残りまた食べたいといわれるのは、心が通じたからだとも思います。
今はお金で何でも簡単に変えますが、昔の人はお土産をもっていくのに、手づくりなど手間暇を大事にしたのだろうなぁと感じます。
そういう意味で、炭火で羽釜で炊いたご飯で削りたての本枯れのかつおぶしをまぶして、ひとつひとつ心をこめておむすびにしたものは格別です。^^
改めて、子どもたちにもこのような手間暇をかける喜びや幸せを残していければいいなぁと思います。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子