先日も「聴福庵」でのフィールドワークについてご紹介させて頂きましたが・・・
◆暮らしの音
http://www.caguya.co.jp/kurashi/31892.html
こちらは「むかしの暮らし体験」ということで、ぬか漬けや本枯れ鰹節削り、かまどご飯を炭火で炊いたり、家を磨いたりなど、色々と体験頂く中で、参加者の方々からは「なんだか懐かしい」「本物の古き良き日本の暮らしに感動した」「自宅でもできることからやってみたい」「日本の素晴らしさがここにある」などありがたいお声を頂きました。^^
時代の変化により、昔はあたりまえだったものが今ではかえって新しく感じるものも多くある中で、現代の生活様式でできることは限られているとしても、やっぱり自然に寄り添ったむかしの家、道具、暮らしから学ぶことは沢山あると思います。
特に子どもにとっては、普段の生活はもちろんのこと、一度の体験であったとしても、その後の人生の大きな部分を占めるかもしれないと思うと、子どもたちが選ぶ未来がどんなものかは分からなくても、先人たちが培ってきた生き方が、ちゃんと選択肢のひとつとして残るよう、できるだけ子どもたちの周りに「本物」や「本当のこと」「本来の姿」を沢山残し、伝承できたらと思っています。
そしてそういう意味では、自分たちの働き方においても、本来の「働く」から考えて、仕事と暮らしとのバランスをとるというよりは、互いに混ざり合うような働き方を模索し、子どもが憧れる働き方を追求していけたらと思うのです。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子