先日、聴福庵で料理をしていた時に、油はねで手に火傷を。
「たいしたことはない・・・」と言い聞かせそのままにしていましたが、
翌日になっても跡が残っていたので周りの人に話すとすごく心配してくれ、アロエの生の葉を切って、ゼリー部分を塗り処置してくれたり、「この薬が効きそうだよ」などと教えてくれたりして・・・
そんな周りの優しさに癒されました。^^
そしてふと、昔、母もアロエ塗ってくれたことを思い出しました。
自然のチカラも人の優しさのチカラもすごいことですね。
また、火傷をした時の心境を思うと、当日は聴福庵に多くの人が来られることもあり、どこか時間に追われ厨房も戦場のように勝手に感じてしまい、そんな中で「できないと思われたくない」「人に迷惑をかけたくない」などの理由で火傷を我慢していたふしもあり・・・
今思えば、自然体とはほど遠くとっても不自然な自分だったことに気付きます。
生きていく中で、時に自信を失うこともあったりしますが、一番身近な自分が自分を信じてあげないというのは、だいぶかわいそうな話ですよね・・・^^;
自分に対しても他人に対しても「できるかできないか」の判断軸ではなく、優しい眼差しで存在価値に目を向けて、自分も周りもそのままに、無理をしない、させない意識、場づくりを大事にしたいと思います。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子