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所有者ではなく使用者

これから飯塚にある15年ほど空き家だった「藁ぶき古民家」を甦生し、春頃からは実際に暮らす予定ですが・・・

 

 

昨日は「一粒万倍日」ということもあり、その土地の宮司さんに来て頂き地鎮祭を。

 

 

 

 

これまでマンション暮らしだったこともあり、このような経験はありませんでしたが、土木工事や建築などで工事を始める前に、その土地の守護神(鎮守神)を祀り、土地を利用させてもらうことの許しを得る・・・という考え方は、とても大事なことだと実感するものがありました。

 

そう考えると、土地や家、物など、お金を払って買ったり、自分の名が入ったりすると、どこか自分のもののように思ってしまいがちですが、大前提として地球の借り物である・・・という感覚を忘れずにいたいと思います。

 

またそれは、自分の身体に対しても同じことが言えるのかもしれません。

 

ご縁を頂いた家もこの自分自身の身体も、一時的に預かり利用させてもらっているのだと考え、所有者ではなく使用者として大事に丁寧に扱い、できるかぎり有効に活かせたらと思います。

 

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子