1月20日は大寒、1年で1番寒い日と言われ、この日に産まれた卵を大寒たまごと呼ぶそうです。
昔は寒くなると鶏はたまごをあまり産まなくなり、それぶん栄養がたっぷり詰まっていたそうです。そして、大寒たまごを食べると金運が上昇する!?らしいのです。
去年はクルーの宮前さんが大寒たまごを準備してくれ、みんなで昼食に頂きました。そして、今年は眞田さんからたまごを分けていただきました。
以前、日本昔ばなしで「婆様ときつね」の物語を見たことを思い出しました。
昔はたまごも貴重だったと思うと、こうしてたまごを分けあったりすること自体が、稀なことで貴重なことだったのかもしれないと思うと、金運上昇=お給料が上がるや宝くじが当たるではなく、寒い時期だからこそ、お互い思いやって、栄養価の高いものを食べ冬を乗り越えるような意味があったのかなということを思います。
左はスーパーで売っているたまご、右は平飼い自然卵(大寒たまご)です。
見た目も一目瞭然で、色も大きさも異なります。鶏も寒い中でも逞しく産んでくれた貴重な卵、大事に味わっていただきたいと思います。
奥山卓矢