飯塚の藁葺古民家の甦生から生まれた「結コミュニティ」のおひとりから「今年、ふきのとうは食べましたか? 沢山いただいたのでおすそわけにどうぞ」と昨日連絡がありました。
これまでもこの時期になると、新宿オフィスの時にお世話になっていた「ミルクランド」さんのお弁当に、ふきのとうが入っていて「もう春だねー」などと言っていたことが思い出されますが・・・
◆立春を迎えて
http://www.caguya.co.jp/farmblog/other/p3239
そんな頂き物の中身を見ると、なんと・・・ふきのとうだけでなく、天ぷら粉や岩塩まで一緒に入っているではありませんか!
や、優しすぎる💛(他にもレンコンや柑橘類、プリンまで!)
私の日常に「天ぷらを揚げる」なんてことはなく、ましてやふきのとうの天ぷらを揚げることは人生初と思われますが、せっかくなのでネットで調べながら挑戦してみることに!
まず、汚れた葉を取っていき、
周りの葉を広げていくと花が顔を出すのですが、
そんなことを一つひとつ丁寧にやっていく中で、何とも言えない穏やかな幸せな気持ちになりました。
それは、おもいやりからの頂き物への感謝もですし、春の恵みへの喜びと、そこにある命を確かに感じられるような感覚も重なってか、それこそ日頃の料理の時にはあまり感じないようなものでした。
日常つくる料理は、時短だったり、効率の良さだったりを求めがちですが、同じ料理でもこんなに豊かな時間があることを知り、驚きと共に、せっかくの人生ですから、できるだけこういう時間を過ごしたいものだと改めて感じるものがありました。(これ仕事も同じかも・・・^^;)
「丁寧な暮らし」とはよく言ったものですが、まだまだ未知の世界がありそうな予感で、なんだか楽しみです。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子