移住予定の藁葺古民家ですが、今回大工さんによって化粧板やクロスなどをはがした結果、白蟻被害の発覚と共に、大小沢山の釘が使われていたことも判明し・・・
今日は、「結コミュニティ」の結友の皆様と一緒に釘抜きを行うことに!
何年前にうったのか分からない釘でしたが、あまりにも古くなっていて、最初は釘の頭がとれたりと、かなりの苦戦。^^;
「これ、抜ける気がしないな・・・」「他のとれやすそうな釘にしようかな」などと、なかなか集中することができず、周りの人の写真を撮ったりしてましたが、
「ゆっくり抜くといい」「最初にたたいて打ち戻してから抜くと抜きやすい」など、抜き方のコツなど教えてもらいながら、ようやく1本抜けると大喜びで、「見て見てー」と言わんばかりに、取れた釘を周りの人に見せつつ記念写真も。^^
その後も「テコの原理である程度抜いたら、ペンチでとれる」「釘抜きの割れ込みに釘を入れて金づちで打つと、頭が飛び出してくると」など、それぞれに体得したコツや技を教え合う中で、どんどん釘を抜いていくとなんだかクセになり・・・
しばらくしてから、最初に「頭がとれてこれはもう無理だ」と思っていた釘に、再度向き合い粘り強く取り組んでみたところ、なんととれて・・・ビックリ&気持ちいいー!
思えば、バールなどの道具も含め、釘抜きなど、私のこれまでの人生でご縁はありませんでしたが、こんなに楽しいとは知らない世界でした。笑
今日はちょうど親子で来られていた8歳の女の子が、まさかの釘抜き経験者で釘を抜くのがうまくてビックリしていると、「私、魚もさばけるよ」などと教えてくれて、むしろ魚をさばいたりしたことのない私にとっては仰天でしたが・・・
「自分の可能性をあきらめているのは自分なのかも」と思うものもあり・・・やったことのないことや、簡単ではないこと、なさそうなことなど、「無理」「できない」と終わらせることも多々ありますが、まずやってみることや、難しければできてる人に聴くことなどを大事にしたいと思います。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子