昨日は、藁葺古民家の床下に炭などを敷きイヤシロチの場づくりを行いました。
◆藁ぶき古民家の甦生~床下のイヤシロチ化~
http://www.caguya.com/kannagara/?p=16806
直前の声掛けにもかかわらず、今回も結友の方々が来て一緒に手伝って下さいました!^^
今回、シロアリ被害の影響もありなるべく木の負担を減らすために2階の土壁も落とすことになり、そちらも床下の土づくりに使わせて頂くということでまさに土に還るかんじですが・・・人生初めての土壁を壊すという体験を。
土壁は、漆喰、藁を混ぜ発酵した土、竹でできていて、作業中は土埃が沢山舞いましたが、それこそ発がん性があるような化学物質は一切ないので吸っても安心。また、こちら江戸時代後期の土かと思うと驚きを隠せません。
茅葺屋根修繕の時にも、感じるものがありましたが、
◆循環型社会
http://www.caguya.co.jp/kurashi/33596.html
昔の家は土と木、草や紙などで構成され、本当にバランスがとれていて、更にまた循環して無理や無駄がなく本当にすごいことだと感動するばかりです。
そして、そんな長く建ってきた古民家は、自分が住む時代だけでなく未来への配慮を忘れないように・・・と教えてくれているようでもあります。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子