昨日に引き続き、週末の古民家での作業についてですが・・・
◆天井裏の掃除
http://www.caguya.co.jp/kurashi/35820.html
天井裏の掃除が終わった後は、1階の天井の塗装現場へ。
こちらは、もともとあった天井板が老朽化でボロボロだったり、梁も1本はシロアリ被害で機能していなかったりで、新たな木に変えたため、
今回はその新材部分を、古民家に調和するようベンガラで塗っていきました。
そしてベンガラが乾いてきたら、自然定着するようミョウバン水の上塗りを。
今回は、ここでタイムアップ! また近いうちに、続きのミョウバン水を塗れたらと思います。
それにしても、こちらのベンガラ塗料は、古材と新材の色合わせが抜群で、パッと見ただけではどれが塗った新材なのか見分けるのも難しく、思わず当てっこクイズが始まるほど。^^
しかもそんな見た目だけではなく、防虫・防腐効果、紫外線による劣化、木痩せを防ぎ、自然の保護効果により木の住まいが長持ちするというからすごい塗料ですね。
更には、揮発性、有害な成分を含まないので、塗装作業にもこれから暮らしていくにも安心、安全。
生活様式も昔と随分変わってきている中で、こんな塗料を現代まで残し繋いで下さった方々にも本当に感謝です!
そういう意味では、塗料ひとつとっても本当に色々ですから、改めて、できるだけ未来に希望が繋がるようなものを選び大事にできたらと思っています。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子