昨日は「嘉祥の日」ということで、和菓子を楽しみましたが、
◆水無月?!
https://www.caguya.co.jp/kurashi/36284.html
先日、BAでは嘉祥菓子の室礼も。
旧暦6月16日はお菓子を供え、日々の無事を感謝し「嘉祥の儀」を行う日ということで、今年はコロナ禍でもあるため、まさに疫病退散の気持ちと健康招福を祈り、日々無事であることの感謝からお菓子をお供えして室礼を行いました。
盛り物の意味としては・・・
16の1と6を足した7種類のお菓子「七嘉祥」をこの日に食べると災いを祓い、幸福を招くとのいわれのとおり、7種の和菓子を。7の数は、東西南北に天と地、行事を実行する人の心を加えた数で、白木の片木の上に青杉の葉を敷き、厄除けを意識して五色の和菓子を、近所に咲いていた季節の花と共に盛りました。
また結び紐は、厄除けと夏の象徴として赤を選び、神様をお招きするために結んでいます。
それにしても、行事も自然も毎年巡ってくる季節の中で、同じようでありその年その年で違った感覚があるもので、年々奥深さを実感しています。だからこそ室礼や行事を繰り返し、先人や自然から習い続け、日本人としての美しさを磨いていくことで、次世代の子どもたちにも繋いでいけたらと感じています。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子