今日は、佐野畳屋の佐野様が和楽に来られて、弊社社長との対談動画の撮影がありました。
◆佐野畳屋
https://sano-tatamiya.com/
和楽や聴福庵でも畳は佐野様のところでお世話になっていて、5年ほど前には、聴福庵でい草の生産者の方々と私たちを繋げて下さり、一緒に畳づくりもさせて頂いたのですが、
◆畳づくり
https://www.caguya.co.jp/farmblog/other/p8400
実は、お客さんと一緒に畳をつくるということをしたのは、佐野様にとってもあの時が初めての体験だったことを対談で知りました。
しかも、それを機にその後もそのようなワークショップを行うようになったそうで、「あれが今の自分の取組の支えになっている、自分の原点にもなっている。」とも。
こちらにとってはとても貴重でありがたい経験とは思ってましたが、まさか佐野様にとってもそれほど大事な経験になっていることを知り衝撃でした。
そう考えると、子どもたちの未来を本気で想い、同じ方向を見て一緒に取り組んでいる仲間だからこそ、どちらかだけ、一方的にということではなく、お互いに一緒に取り組む豊かさがより大きいのかもしれません。
「いいことでもビジネスにしないと持続可能にならない。それを野見山さんはいつも考えてやられているからすごい!」とも仰られていましたが、「買い物は投票」という言葉もあるとおり、自分が畳を作ったりビジネスができなくても、子どもたちにとって何がいいかを考え選択し買い物をすることも、応援することであり、一緒に取り組んでいることになるのだと改めて感じるものがありました。
ないものねだりや比較をするのではなく、自分が置かれた環境下で自分ができることをちゃんと考え、選択&行動をすることで、よりよい未来を考える仲間と共に一緒に取り組んでいけたらと思います。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子