今日は送り盆。
ご先祖様の霊をお見送りということで、和楽にお供えしていた精霊馬も向きを変え、別名「灯籠草(とうろうそう)」とも呼ばれるほおずきも一緒に。こちらは「迷わずもとの世界へ帰られるように・・・」と帰り道を照らす意味合いで。^^
今年の夏季実践休暇は、コロナによる緊急事態宣言で家族と集まることがかなわなかったり、大雨などでBAに避難したりと、思っていたのとは違う過ごし方となりましたが、それでもこうしたお盆行事を通して、家のことやご先祖様、故人に思いを馳せる時間を過ごすことができ、ある意味、ご先祖様とも家族とも目の前に一緒にいなくとも繋がっている感覚をおぼえました。
お盆の意味合いを知れば知るほど、そして行事を行えば行うほどに、素敵な風習だなぁと感じるからこそ、これからも大事にしていきたいと思います。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子