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環境が育てる

今月に入って、和楽での暮らしが緩やかに始まる中、先週大雨による避難生活で家を離れてましたが、戻ってからここ1週間は連続で和楽に寝泊りし、ようやく新生活が始まった感があります。

 

そんな新生活でとにかく驚いているのは虫。

 

これまでのマンション暮らしでは家の中に虫がいるということはなかなか珍しいこともあり、さほど意識することもなかったですし、なんなら「G以外の虫は別に平気」とさえ豪語してましたが、

 

こちらは田んぼがすぐ近くにあってか生き物がとにかく豊かで、なんといっても藁葺古民家ということで隙間だらけのためか、家の中でも土間にカエルが入ってきたり、窓にはヤモリがいたり、排水溝にムカデがいたり、窓を開ければハチが入ってきたり・・・

 

まだたいして住んでいないのに、あげればきりがないくらい多様な虫との遭遇に、今は恐怖生活というのが正直なところです。^^;

 

 

そういう意味では、いつも何か異変はないか?とアンテナをはり警戒しながら生活しているので、気付けばキョロキョロすることも多く、少しの物音にも敏感になったりして・・・

 

これまでは、周囲の変化にもだいたい気付かないというか、地震があっても目が覚めないほどどちらかというと鈍感力に自信ありでしたが、なんだか自分が自分ではないみたいで人間の可能性にも驚いています。

 

環境が人を育てる、変えるというのは、本当のことのようです。そういう意味では、子どもたちを取り巻く環境の大切さにも納得。

 

逞しさがレベルアップしていることを信じて早く慣れていきたいものの、今宵も鈴虫やコオロギの虫の音に混ざって、何かの虫が明るい部屋の窓に向かって飛んでくる音がコツコツと聞こえますが、障子をあけてそれを確認する勇気は持てず、聞き流すことにします。^^;

 

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子