こちら飯塚では田んぼが身近にあるからか、お彼岸中で意識をしていることもあってか、今年はやけに彼岸花を目にする気がします。
ちなみに彼岸花の大きな特徴として、一般的な花と少し違うその生態が!
彼岸花をよく見てみると・・・
高さ30cm~50cmの長い茎に葉っぱもなく大きな花がポツンと咲いている不思議なかんじですが、彼岸花は球根から花が出てきて、その花が枯れた後に葉が成長するそうです。だから葉がない状態で花が咲いているため、花と葉を同時に見ることができない事から「葉見ず花見ず」と言われ、昔の人は恐れをなしたとか。
実は冬から春にはちゃんと葉が繁り、花をつけない寒い季節にしっかり栄養を球根に貯えており、多くの植物は春に芽を出し、夏に葉を繁らせ秋に枯れますが、彼岸花はその逆で、冬に葉を繁らせ春に枯れ、秋に花を咲かせているわけで・・・
周りと違っていても堂々と力強く咲く姿はなおさら美しく、「周りを気にせず自分の人生を貫け!」となんだか活を入れられているようでもあります。^^
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子