今日はお滝場の石風呂サウナづくりのため山に行ったところ、ナナフシが!
上手に木の枝のように擬態しているので、うっかり踏んでしまいそうでした・・・^^;
そのおもしろい姿に、「どれがナナフシかクイズ」なども。笑
ちなみにナナフシについて調べてみると、「七節」の「七」は単に「たくさん」という程度の意味で、実際に体節を正しく7つもっているわけではないようです。
また、高い擬態能力をもっている一方で攻撃力は皆無。毒針もなければ鋭い歯などもなく、ほとんどの種類は飛ぶ能力もないそうで、とにかく「見つからないこと」に徹することで生き延びてきた昆虫だとか。
そして、万が一敵に見つかってしまった時の最終手段は自ら足を切って逃げる「自切」という方法。幼虫の段階であればなんと手足の再生が可能で、脱皮をくり返すことでまた生えてくるそうです。成虫になってからは再生することはありませんが、彼らはもともと手足が長く、たとえ1本がなくなったとしても他を使ってしっかりと木に捕まることができるため、大きな問題にならないといいます。
大人になったら容易に虫に触ることはできなくなってしまいましたが、なかなか見ることのない(擬態なだけに発見しづらい)こんなおもしろい昆虫は、ちょっとワクワクしますね。
陰ながらでもこうして一生懸命に生きている生き物たちが沢山いることに改めて気付かされる思いです。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子