昨日に続き「掛軸」についてです。
◆掛軸
https://www.caguya.co.jp/kurashi/39593.html
叔母から掛軸が届いて、まずビックリしたのが、とてもきれいにしまわれていたこと。
外箱を開けると、桐箱が出てきて、更に開けると和紙に包まれていて・・・それをとるとようやく掛軸が! しかも巻尾部分に巻紙までされており、簡単に掛軸の画が見られないあたりに、ワクワク度も増すばかりでした。^^
振り返ってみれば、聴福庵などで使っている昔の食器やお道具なども、一つひとつ和紙に包まれていたり、桐箱にしまわれていたりしていたことを思い出しますが、先人の智慧というか、昔の人の物に対する丁寧な関わり方に美しさを感じるばかりです。
そして今回ちょっと調べてみると・・・
どうやら掛軸は気温や湿度に敏感で、周りの環境に影響を受けやすいデリケートなもののようで、扱い方や保存方法など色々と注意が必要なことが分かり、湿気の調整をしてくれる和紙で包まれたり、耐火・調湿・腐食・防虫に効果のある桐箱に入っていたことの意味の大きさを知りました。
◆掛軸を大切にしまう
http://syoyu-e.com/article/column/tools_how/kakejiku_shimau
仕舞い方は勿論、掛軸にまつわる用語も知らないことだらけでしたし、ずぼらな私にはちょっと難しさも感じますが、せっかくなのでこれから掛軸のある暮らしを通して学んでいけたらと思います。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子