自然に合わせる｜株式会社カグヤ

今日は月に1度の室礼のお稽古がありました。

先月から新たに桃の実クラスがスタートし花活けを学んでいますが、

前回のお稽古ではさみを壊してしまったこともあり、お道具との関わり方も含め、色々と学んでいく必要があることを痛感し、そういう意味では、お花など自然物に対してだけでなくこうしたお道具などの人工物、またそれらが調和した床の間などの場に対して、改めて敬意を忘れず感謝の気持ちを大事にしたいと感じました。

そして、今回コデマリなどのお花を活ける際、自分が思う方に枝や花が向かなかったりして苦戦していると、「最初に活けたものをアチコチ動かさないように」というご指導が。

確かに自分で色々と向きを変えようとしてましたが、それこそ枝や花の自然な向きに合わせていったり、今後どんな風に花が咲くのかも想像しながらそれらあぶつからないように配慮したり、自然に合わせていくことが大事なことのように感じました。

なんだか人との関係や保育にも通じるものがありますが、「自分がこういう形にしよう」などと自分を押し付ける傲慢さに注意して、もっと自然の声、相手の声を聴く気持ちを大事にしたいと思います。

かぐやかコーディネーター
宮前　奈々子

行事