和楽の床の間の障子戸。
こちら、実は住み始めた頃から建付けが悪く、開け閉めがスムーズにいかなかったものの「まぁ、古民家だからこんなもんなのかな」とも思い、そのままにしていたのですが、
先日、建具屋さんが網戸を付けに来て下さった時に、ちょっと相談してみたら「なんとかしてみます」ということで・・・
昨日、障子戸をのこぎりやかんなで削ったりしてなおしてくれました!
今まで両手で力いっぱいに開け閉めをしていたものですが、片手でスムーズに開閉できる幸せ。^^
また、建具屋さんは「滑りが悪くなったら、敷居や鴨居にろうそくを塗るといいですよ」とも教えてくれて、こういう自分でもできる智慧も見聞きできたこともありがたい。
そう考えると、違和感や気になることがあっても「古民家だからこんなもの」と自分に言い聞かせることもけっこうあるものですが、長く住もうと思ったら、変に慣れるだけでなく、違和感も大事にしながら、直せたり改善できたりすることはあきらめずに・・・と、やっぱりバランスを大事にしたいと思いました。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子