今日は英彦山にある宿坊「守静坊」へ掃除に。
昨日、一昨日と強風や大雨、雷など続いていたので心配してましたが、その影響で天井や屋根裏からわらなどがけっこう落ちていました。
そして、守静坊周りも点検がてら見回ってみると、宿坊前の階段石のところに小麦を発見!
「なんでこんなところに」と思ったら、どうやら屋根を葺く際に、使えなかった麦わらなど周りに敷いていたため、そこに種(麦穂)が混ざっており発芽したようです。
種をまいたわけでもないのに、自らの育つ力が逞しい!
改めて、茅葺屋根が「命あるもの」で成り立っていることを感じる瞬間でした。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子