先日、英彦山の守静坊で行われた甦生感謝祭や九州経済フォーラムのお食事でもお出ししたこんにゃく。
◆守静坊の甦生感謝祭
https://www.caguya.co.jp/kokoro/43342.html
こちらは、昭和の初めからもう半世紀以上、昔ながらの製法で手造りされている「瓜生さんちの手造りこんにゃく」というお店のもの。
精粉からつくられるこんにゃくがほとんどの中で、こちらのお店では厳選された生芋を直径60cmのすり鉢ですりおろし、英彦山の天然水をつかって大きな釜戸と薪の火でゆで上げてつくられるとても貴重なこんにゃくということで・・・
味もモチモチ触感も含め「こんなこんにゃく食べたことない!」「おいしすぎる!」と、本当に皆様から大絶賛で、おかわりの方が続出されておりました。^^
それにしても私自身、こんにゃくに関して普段あまり気に留めることもなくこれまで口にしていましたが、一般的にもこんにゃくの作り方などあまり知られていないのでは?!
以前、こんにゃく芋を育ててみたものの、その後枯れてしまいそれっきりになってましたが、なんと種芋から収穫できるまで2年から3年ほどかかるため、芋をつくるだけでも想像以上に簡単ではないはず。
◆こんにゃく芋
https://www.caguya.co.jp/kurashi/21824.html
こんにゃく芋は10月には収穫期を迎えるそうで、こちらのお店でも昨年10月からそのシーズンに収穫した芋がなくなる7月初旬までしか販売しておらず、ちょうどシーズン最後のこんにゃくだったこともあり、なおさら貴重でありがたいものであることを感じるばかりですが、
食はもちろん、製造に伴う昔なつかしい風景が残っていくことも考えると、なおさらこういう手間ひまをかけた貴重なものを積極的に選ぶことを大事にできたらと感じています。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子