七夕飾りを｜株式会社カグヤ

今年、和楽で飾った七夕飾り。

先日、そちらのお焚き上げを行いました。

お焚き上げとは、短冊やお守りなどを感謝の気持ちを込めて燃やすこと。神様が宿った炎で燃やしお清めすることで、それらを「天に返すことができる」と言われています。また、お願い事を書いた短冊などの場合は、「願いを天に届ける」という意味合いもあるそうです。

昔は「七夕送り」または「七夕流し」という風習があり、海や川へ流したり、燃やすことで願い事を天まで届けたりされていましたが、今どきの環境問題や住宅事情からそのような風習を行う地域も少なくなり、最近では普通に燃えるゴミとして出すのが一般的。

短冊をゴミにしてしまうのが気になる方は、白い紙に包んで捨てることで特別に気持ちを込めたりということもできるかと思いますので、どんな方法だとしても願いを込めた気持ち、感謝は忘れたくないですね。

ついつい行事も、飾ることや食べることなどに目を向けがちですが、行事が終わった後の片付けを含め、その前後の流れも体験してみることは、行事の意味をより深く知る機会にもなるような気がしています。

かぐやかコーディネーター
宮前　奈々子

行事