土間｜株式会社カグヤ

先日の銀杏拾いは「昼から始めます」とザックリのご案内でしたが、朝から色々な方々が好きなタイミングで入れ代わり立ち代わり和楽に来てくださいました。

そして、家の扉も開放していたからか皆さん出入りもしやすく、作業の合間に土間でおしゃべりをしたり銀杏を食べたりして、なんだか新しい感覚というか、昔の家ってこんなかんじだったのかな、と感じるものもあり、不思議な楽しさというか安心感をおぼえました。

そして、作業後も土間でおしゃべりしながら、銀杏がとまらない。笑

靴をぬがなくてもいい気軽さや、外仕事をして靴や服など汚れていてもそのまま入れる安心感、外と内が緩やかに繋がっている独特な空間に、改めて土間の魅力を感じました。

現代では暮らし方も変わってきて、土間のある家を見ることも少なくなってきたり、私自身もついつい防犯のことを考えて当然のように鍵を閉めていたりするものですが、新しく懐かしい不思議な心地よさから、子どもたちに繋いでいきたい先人の知恵を体感させていただいたような気がしています。

かぐやかコーディネーター

宮前　奈々子

聴福庵