週末はももえ様をお迎えし聴福庵で「第4回 仙人苦楽部（せんにんくらぶ）」が行われました！

◆第4回　仙人苦楽部のお知らせ
https://www.tokutsumi.or.jp/event/1032.html

「食べるという瞑想～食べ方の知恵をいのちの食仙人から学ぶ～」がテーマでしたが、ももえ様に導いていただきながら頭ではなく自分の感覚を優先して味わっていくと、いつもの食事とは全然違う時間になりました。

今回は、自分たちの畑で育ったお米や野菜をつかったメニューで、玄米ご飯に味噌汁、漬物など、これまで何度も食べたことのある馴染み深いものばかりでしたが、丁寧に食べ物と向き合っていくと、一つひとつ関係が結ばれるようでもあり、香りや食感、味なども新発見だらけで、

特に「むかしのお米」をいただいた際には「こんなに甘いんだ」という驚きと共に、藤﨑農場の方をはじめ一緒に田んぼに関わってきて下さった方々のことを思い、感謝の気持ちに包まれながら、一口一口をかみしめ味わい涙が出そうになって、自分でも驚きました。

そして、こんな風に丁寧にいただくことで、命をいただいているということ、その命が繋がり循環して、そういう中で生かされいるという感覚をおぼえ、なおさらありがたい気持ちになりました。

食事でこんな感覚を味わえるなんて本当に衝撃的で、本来の食事の意味や、幸せに気付けるヒントを教えて頂いたような気がします。

そういう意味では、1日3食も味わえるチャンスがあるのに、味わわないのはもったいない！

毎回の食べ方を変えるのは難しくとも、手を合わせいつもより丁寧な「いただきます」、最初の3口だけやってみる、一口ごとにお箸を置く、テレビを消して食べるなど、できそうなことを取り入れ、幸せな食を通して暮らしを調えていけたらと思います。^^

かぐやかコーディネーター
宮前　奈々子