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行事

日本古来の行事から学ぶ

年中行事や室礼、祭りを通して、日本古来の信仰心を取り戻したり、季節の巡りに寄り添った暮らしを味わい自然に感謝しながら、本来の行事のあり方を見直しています。

暮らし

おせち料理 ~2023年~

新年あけましておめでとうございます。いよいよ2023年のスタートですね。本年もどうぞよろしくお願いいたします!

 

ここ最近のお正月は、実家で兄家族も一緒に賑やかに過ごすことが多かったですが、今年は姪っ子がお受験ということで集まらず、今年は父とふたりでしっぽりと。

 

 

思えば、父とふたりで過ごすお正月というのも人生で初めてのことですが、ふたりでも縁起物のおせち料理はしっかりといただきます!^^

 

ちなみに、おせち料理について調べてみると・・・

 

もともと節と言われる季節の変わり目ごとに、豊作を感謝して神様にお供え物をした「御節供(おせちく)」を略したもので、お供え物として作物で作った料理はおせち料理の始まりでしたが、次第に最も重要な正月料理を指すようになり、神様にお供えしたものを分かち合うことで結びつきを深め、共に祝いその恩恵にあずかると言う意味があるそうです。

 

皆様もご存知のとおり、鯛ならめで「たい」、黒豆は「マメに働き、マメに暮らせるように」など、おせち料理は一つ一つの料理にも意味が込められていますが、私が今日初めて知ったのは「海老」。

 

よくよく見れば、その漢字にも「老」の字が入ってますが、長いひげや曲がった背がお年寄りを思わせるということで、「長寿でいられますように」という願いが込められていたり、海老は脱皮しながら成長していくので、生命が新たに続いていくことだったり、出世を願うものとされていたり、赤色が魔よけの色ともされていたり。

 

これまで知らずに口にしてましたが、奥深い。

 

それにしても、節と言われる季節の変わり目に、感謝し祈る風習というのは、なんとも健全というか美しいものですね。

 

改めて、行事や風習の中にある想いを大切にできたらと思います。

 

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子


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