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行事

日本古来の行事から学ぶ

年中行事や室礼、祭りを通して、日本古来の信仰心を取り戻したり、季節の巡りに寄り添った暮らしを味わい自然に感謝しながら、本来の行事のあり方を見直しています。

暮らし

節分 ~2023年~

今日は節分。明日からは立春になり、今日は二十四節気でいうところの大晦日のようなもので、とても大きな節目ですね。

 

そんなわけで、和楽でも魔除けとして柊鰯を玄関に飾ったり

 

 

聴福庵では、会社の仲間が東京から送ってくれた一陽来復御守を恵方に向くようにおまつりをしたり。

 

 

また、明日例大祭を行う「BA(場の道場)」では、みんなでお掃除をして場もきれいに整ったところで・・・

 

 

 

豆まきを! 今年は大豆に加え、落花生も撒いてみることに。

 

そして・・・なまはげ?

 

 

天狗???

 

 

本気なわりに「鬼じゃないよね・・・?」と、つっこみどころが満載な豆まきが終わった後は、みんなで豆を拾うシュールな時間。

 

 

その後は、恵方巻をいただきます。

 

買って食べたことはあっても、自分たちで巻いてつくるのは初めてのこと。

 

 

 

それぞれに具や太さ、巻き方など個性も出てておもしろい!

 

 

そして、テラスで恵方の南南東に向かって、黙々いただきます!

 

 

おかげさまで、今年はコロナで失われた年越し&お正月気分を取り戻すかのように、この節目で楽しくおいしく清々しく邪気祓いができた気がします。^^

 

それにしても「豆まきなんて子どもの時以来だー」などの声もあり・・・私たちは保育業界で子どもの仕事、生き方働き方の一致ということもあって、毎年新宿オフィス時代にも行ってましたが、お子さんのいない方やひとり暮らしの場合などは、確かにあまりやらないかもしれませんね。

 

更に「自分たちは『豆まき懐かしいー』とか言ってるけど、今の子どもたちはどうなるのだろう?」という話にも。

 

私は毎年豆まきをすると、子どもの頃に母親が夜なのにとっても大きい声で「鬼はー外!福はーうち!」と、今思えばビックリするくらいおもいっきりやっていたことを思い出します。

 

また、福岡に移住してからは、新宿オフィス時代に会社にもかかわらず、会社の仲間とおもいっきりやっていたことも思い出すようになりました。

 

そして、こういう思い出の一つひとつがなんだか宝物のようでもあり、そんな幸せな思い出は、人生に彩りを添えてくれるとても豊かなものだと年を重ねれば重ねるほどしみじみ感じます。

 

このような節目の行事は、やってもやらなくても同じように時は過ぎていきますが、せっかく同じ時を過ごすのならやっぱり行わないともったいない!

 

邪気を払い幸せを願う気持ちを形にしたものが日本の行事とも言えますから、間接的にでも子どもたちにしっかり繋いでいけたらと改めて感じています。

 

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子


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