明日は上巳の節供、ひな祭りということで、先日は「聴福庵」にてひな人形を飾りましたが、
◆ひな人形 ~2023年~
https://www.caguya.co.jp/kurashi/47252.html
「和楽」でも最近はチビッコひな人形を飾ったり、
床の間ではひな祭りをテーマに室礼をしています。
あられと炒り米を混ぜたもので川の流れを表し、その上に紅白の紙びなをのせ、私たちの穢れを一身に受けて消し去ってくれる「流しびな」。自分自身や周りの大切な人たちが、心身健やかに暮らせるように願いをこめて盛らせて頂きました。
また、ゴツゴツのサザエを雄雛、丸い鏡貝を雌雛に見立てています。
そして、五色の紐には、儒教でも説かれる五徳「仁、義、礼、智、信」の精神を自分自身も大切にしながら、次世代へと繋いでいけるように・・・という願いをこめて、結ばせていただきました。
菜の花は近くの土手に咲いていたもので、昔、母もひな祭りに合わせて土手に菜の花を取りに行ってた・・・なんて話をふと思い出しあたたかな気持ちに。^^
◆三つ子の魂百まで
https://www.caguya.co.jp/kurashi/20087.html
そういう意味では、横の繋がりは勿論のこと、世代を越え、時を越えるような縦の繋がりを思い出させてくれる行事や室礼というのは、子どもたちの未来を思うと改めて大事にしたいと感じています。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子