昨日から二十四節気では5番目の節気「清明」に入りました。
清明とは万物が清らかで生き生きとした様子を表した「清浄明潔」という言葉を訳した季語で、花が咲き、蝶が舞い、空は青く澄み渡り、爽やかな風が吹く頃にあたりますが、こちら飯塚の天気は昨日から雨続きで、桜もほとんど散ってしまい、まさに桜流しというかんじです。
そんな中で周りを見渡すと、つつじや藤の花などチラチラと見かけるようになりました。
あえて、時期をずらしているのか、はたまた桜に目を奪われていてこちらが気付かなかっただけなのか・・・どちらにしても、次々と咲く花に心も移ろうものですね。
こちらに移住してからは、自然が豊かなこともあってたくさんの花に触れる機会を頂いていますが、都会に住んでいた頃は気付きにくかったり知らなかったり、覚えられなかったりした花も、こちらで1年目、2年目と年を重ねるごとに頭で花の咲く時期などを覚えなくても、自然に花を見て感覚的に季節や時期、順番などを覚えることができるのは、頭が弱めな自分としてはありがたいなと思うものの。^^
花の移ろいは季節の移ろいを感じさせますから、移ろいゆく日々を花と共に味わえたらと思います。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子